activateのブログ

web制作の諸々(基本愚痴)を思いつくままに綴る役立たないブログ

迫る納期

ボリューム大なコーポレートサイトリニューアル@wordpress

ECcubeカスタマイズ案件をGWまでに納品する。絶対にする。

どっちも7割は完成してるから余裕、のはず。

 

連休明けたら7月まで代行案件のみで新規案件は請けない。

旅行とライブ8公演鑑賞(地元と遠征)、映画2本鑑賞、免許更新して、

料理教室に毎週通って(今は月2)、義母を手伝って一緒に庭造り。

教えてもらう事を要求するクライアント

制作を外部に委託する人はそのほとんどが自分で制作する技術を持たない人。

(制作会社や代理店からの委託は除く)

 

私たちは仕事だから、クライアントを円滑に誘導しながら納品まで進めるのですが、

たまにいるのが「自分で更新したいので教えてください」なクライアント。(wordpress案件除く)

 

例えば、html、cssをそれなりに理解していて、簡単なバナーくらいは作れますというレベルの人と、

それらも理解していない(知りもしない)、画像加工もした事がない人では全く異なる訳。

 

担当者のスキルも不明なのに、教えてくださいと言われてもな。

 

前者であれば更新に必要な操作方法を教えれば良いだけなので教えます。

でも後者を更新出来るまで教える事は不可能。

自分で学習するか、スクールにでも行って基礎を習得してください。

 

私たちは講師ではないし、時間とお金を費やして習得する技術を無料で教えろとか、

それがどれだけ厚かましい要求か分かってるのかな。

何時間も無料で手取り足取り指導してくれる、技術が習得出来るマニュアルを無料作成してくれる、

そんな人いる訳ないから。

 

教えてほしいと発する前に担当者のスキルを提示してください。

基礎も理解していない人に教える事が条件ならそんな案件お断り。

 

赤の他人が自分でテレビを作りたいから無料で教えろと言って教えてくれる技術者がいるか?

自分で訴訟をしたいからと言って無料で本人訴訟可能なまで教えてくれる弁護士がいるか?

みんな技術や知識を努力と時間を投じて習得してるんだよ。

 

それとも技術者が時間を費やして習得した技能を

お前は小一時間説明されれば習得出来る優れた知能でも有しているの?

FTPの設定すら出来ず説明してやっても出来ずに逆切れしたり、

メールのやり取りすらままならないくせに?

 

納品後自分たちで更新出来ないなら外部に委託して「お金を払って」更新作業をしてもらえばいい。

そんな予算がないなら社内で対応出来そうな社員に担当させればいい。

そんな社員もいなくて、それでも外部に委託したくないなら、そういうスキルを有した人材を採用すればいい。

 

技術も金も無い⇒教えてもらおうという思考なんだろうけど、

なんで無料であなたを、あなたの会社の社員を育成してあげないといけないの。

自分で努力して習得する意欲も無い人をなんで育成してやらないといけないの。

 

そんな不合理を要求する人が稀にいるけど、言うだけ無駄なのでダメ元でも言わない方が賢明。

断られるだけじゃなく厚かましいと嫌われるだけだから。

ランサーズ利用感

報酬相場が安価で依頼内容とのバランスが悪いと感じるランサーズ。

私はサイト制作やデザイン案件しか見ていないけど、

SNSで見た情報ではライティング案件も酷いとか。

 

いやいや、制作案件も酷いのあります。

 

特に最悪なのが、簡易内容を掲載し安価な見積りを取り

契約後にしれっと見積りを超える依頼を盛り込む輩。

その作業にどれだけの工数を要するかも分かっていないのだろうけど、

見積り外の依頼が追加されれば当然ながら別途お見積りです。

 

しかし、その手の厚かましい輩がそれを受け入れる訳がない。

手の掛かる追加作業でもタダでやってもらって当たり前と大きな勘違い。

いわゆる地雷。

 

ある程度リテラシーがある依頼者が効率良く安価に希望を叶えるには適した場だけど、

1から100まで説明されないと分からない、説明されても理解出来ない

本当に社会人かと疑うようなレベルの依頼者には適さない場。

そういう方は制作会社に何倍かの料金を支払って介助レベルで面倒見てもらうか、

その旨記載してそれを見積りに盛り込んだ提案をしてもらうべき。

 

「金は使いたくない、でも手厚く客扱いされたい」、そんな身勝手は通用しないし、

この手の輩がのさばり続ければこのサイトも衰退していくだろう。(もうしてるか)

 

高い手数料を徴収していながらサポートもトラブルには関与しないスタンスだし、

悪質ユーザー排除に努めている気配も無く、依頼者の見極めは情報が少なく難しいところ。

(余談だがクラウドワークスのサポートはスタンスは同じだがホスピタリティがある)

 

私が留意する点は、

 

1、依頼内容が詳細で具体的であり現実的である事(伝えようという意欲がある誠実さ)

2、設定報酬が適切である事(適切な報酬設定が出来るだけのリテラシーがある)

3、提案する際に「依頼詳細を確認後見積りを改める場合がある」旨記載する事

4、殊更安価な提案をしない事(安さ重視の依頼者は地雷率高し)

 

1→読み手である制作者がイメージしやすいように書かなければ意味がない。

見積りを提示するに足りる情報を掲載すべき。

新規なのかリニューアルなのか、どのCMSを使用するのかしないのか、ボリュームはどの程度か、どの程度のクオリティを想定しているのか、参考サイトかワイヤーフレーム(手書きでもいいから)提示、納期、納品形態。ロゴの有無。

画像とテキストだけのA4/1枚少々のページと、+動画やスライドやLP並みに縦長のページだと見積りが異なるのでそれも明記。

 

2→発注入力の際に相場記載されているからそれを目安にしつつ、それにも幅があるから、予算が予め決まっている場合はそれを記載して、その条件で請けてくれるランサーからの提案を待てばいい。

ハイスキルなランサーは殊更安価で請ける事はしないけど、中にはその作業に極めて慣れていて一般的に30時間要する作業を10時間で仕上げる事が出来るから、ちょっと手が空いてるからとその金額でも良しとしてくれる人がいるかもしれない。

 

3→これは必須。後出しで追加作業を盛り込む地雷対策。

 

4→安さ重視者が地雷率高しなのは、価格とクオリティが比例する現実を理解していないから。

5万円のデザインと15万円のデザインのクオリティが異なるのは当然、

10万円のサイトと30万円のサイトのクオリティが異なるのは当然。

しかし安さ重視者は当たり前のように5万円で15万円のクオリティを要求する気でいるから。

結局スキルの安売りをして納品まで進めるか、抵抗して終了させるか、

どっちにしても制作者側は損するだけ。だから手を出さないし、出すべきではない。

ゴネれば安価でそれ以上のクオリティが手に入ると味を占めさせる事は地雷を助長するだけだから。

 

社名をアカウントにして不当な要求をしたり、内容に見合わない安価な依頼を掲載したり

(そういう法人はもれなく聞いた事もないような社名だけど)、

私が経営者なら絶対許さないけどね。

一人親方の超零細だと経営者自らそんな事やってるけど、

ランサーも全員消費者だって事忘れてるのでは?

 

そんな中、素晴らしい依頼者の方もいて、別途継続して依頼を請けたり、

高額報酬に惹かれて提案したデザインコンペで当選したり、良い一面もあるんだよね。

(コンペは割に合わないので基本的に参加しない)

 

リソース不足の際に発注してみた事もあるけど、思ったより安価で提案されて、

なんだか申し訳なくて手数料+αを乗せた金額に修正して依頼したり。

成果物も特に問題なく完結したから必要があればまた発注すると思う。ランサーズ以外で。

選定するのは提案内容や実績、必要があれば選定前にメッセージでやり取りも可能だし、

簡易な依頼しか出さないし、分かりやすく依頼をするのでトラブルを避けるのはさほど難しくないと思う。

 

あと、支払いシステムは優秀。

依頼者がサイトに前払いし(エスクロー)、作業完了したらランサーに振り込まれるシステムだから未払い踏み倒しの危険性が無い。

作業させて因縁つけてキャンセルという悪質行為が出来ないように、進行後に依頼者側でキャンセル操作は出来ない仕様になっている。

それでもゴネて完了とせずキャンセルを強いるカスがいるらしいけど、依頼に添って作業をしたならば応じず戦えばいいと思います。面倒だけどね。

 

必要なのは

 

1、悪質ユーザーの排除

2、安価すぎる報酬相場の是正

 

1は、禁止事項として明確に掲載する事から始めれば。

仕様変更・追加になった場合は再見積り、無料で追加作業を要求する事は禁止、

違反した場合はペナルティを課してさ。

 

2は、安価すぎる依頼は提案も少なく、あったとしてもまず優秀なランサーではないだろうからその内学ぶだろうって感じだし、一目瞭然地雷だと判断出来るから隔離の意味で存在を許すとして。

予算のある法人はこんなサイトで依頼しないからなぁ。

現に私のクライアントで利用者なんて一人もいないし。

映像編集の話になった時にクラウドソーシングに言及があったから存在は知ってると思うけど、クオリティや信頼重視の企業は利用しない。

 

結局今のところ利用しないのが一番賢明かな。

スタート

結婚を機に退職し、

フリーでアプリ開発、サイト制作/運営をしています。

 

アプリ開発は委託を請けて元の職場でお仲間と、

サイト運営は元の職場からそのまま継続で数件、

サイト制作はサイト経由とご紹介、たまーにクラウドソーシング。